- 機種
- 純水装置ピュアライトα(PR-0015α-X01)
- ユーザー
- イーエス総合研究所
- URL
- https://es-souken.co.jp/
事業の紹介・内容
北海道内を中心として「社会基盤整備」事業に広く携わる仕事を行っています。 具体的には工事に関わる企画、設計、施工管理、地質調査、測量などが主な業務です。官公庁の案件を数多く取り扱い、豊かで安全な社会資本の形成に貢献している総合建設コンサルタントです。 そんな建設業界を支えるイーエス総合研究所で、オルガノの純水装置ピュアライトαをご使用いただいています。
純水の用途
御社の業務、研究において、なぜ純水が必要なのでしょうか?
主に計量証明事業を行っている部署で純水を使用しています。 分析試料としては半分以上が土壌で、土壌に含まれる重金属などの成分を水に抽出する際に純水を使っています。 また、有害物質の吸着試験なども行っています。吸着層を入れた試験機に純水を使い、どの程度吸着するかを評価するのですが、この試験では一度に数十リットルもの試験液を作るため、大量の純水を必要とします。
オルガノを知ったきっかけ
オルガノを知ったきっかけを教えてください。
以前は蒸留器を使用していました。 社内では、買い換えるならRO(逆浸透膜)方式の装置が良いという声があがっていました。 必要な水質を満たしつつ、ランニングコストを抑えられる製品を探していたところ、オルガノの装置が条件に合うことを知り、購入を決めました。気に入っている点
実際に使用してみて、オルガノ製品に満足していることがあれば教えてください。
- 1つ目は純水製造スピードが速い点です。
- 以前の蒸留器と比べて純水製造速度が速く、タンクに水が溜まるまでの時間が大幅に短縮されました。以前は10Lの水を溜めるのに時間がかかっていましたが、今は1.5倍くらいのスピードで採水できるイメージです。これにより、SS(浮遊物質量)測定など、水汲み作業にかかる時間が短縮され、その分、他の業務に時間を充てられるようになりました。
- 2つ目は水切れの心配がなくなった点です。
- 以前の蒸留器は造水速度が遅かったため、大量に水を使う時期は、週に何回か水が足りなくなることがありました。水が足りなくなると実験を中断せざるを得ず、スケジュールに影響が出ていました。しかし、今はタンクに十分な水量が確保されているため、その心配がなくなりました。
- 3つ目はランニングコストを抑えられる点です。
- 蒸留器だと水を沸騰させるのに大量の電力を使用し、冷却にも大量の水道水を使用していました。RO膜式の装置になったことで、電気代や水道代といったランニングコストを大幅に抑えられると期待しています。

最後に一言
まだ使い始めて間もないですが、今のところは非常に使いやすい良い装置だと思っています。もし同業他社から「どんな装置を使っていますか?」と聞かれたら、自信を持ってお勧めできます。
万が一、装置に何か問題が生じた際は、連絡すればすぐに対応してもらえると安心しています。困ったときにすぐにサポートしてもらえるというのは、私たちにとって大きな安心材料です。
ご協力ありがとうございました。
※お客様情報は取材当時のものです。
