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理化学研究所 脳神経科学研究センター システム分子行動学研究チーム 日野喬央様の声

- 導入事例・実績 -

装置
ピューリックα(FP-0120α-UT1)
施設名
国立研究開発法人理化学研究所 脳神経科学研究センター システム分子行動学研究チーム
ご担当者
日野 喬央様
URL

研究内容の紹介・内容

国立研究開発法人理化学研究所 脳神経科学研究センターシステム分子行動学研究チーム様では研究用のマウスを使用し、脳の「前障」という領域の機能や役割を研究されています。前障は、哺乳類の大脳皮質の深部に存在していますが、その役割の全貌は未だ解明されていません。
日野様が所属する研究チームでは、前障の研究に適したトランスジェニックマウスという実験用マウスの開発に成功し、このマウスを用いて前障機能の解明に取り組んでいます。

国立研究開発法人理化学研究所 日野 喬央様

用途

どのような用途で超純水を使用していますか?

インタビュー風景1

バッファーの調製に超純水を使用しています。
私たちの行う実験は、いかに脳の細胞が生きている状態で実験出来るかが鍵となりますが、バッファーは細胞を生きた状態で保つ為に必要不可欠です。
使用するバッファーの組成が非常に重要であり、調製時に使用する水も不純物が極力少ない超純水を用いています。

きっかけ・決め手

オルガノを知ったきっかけと製品を検討し始めた経緯を教えてください。

理化学研究所 和光事業所でオルガノさんのセントラル純水設備が導入されていることを知っており、品質に対する信頼がありました。
その導入実績から、ラボの超純水装置についてもオルガノ製品を検討し始めました。

オルガノ製品を選んでいただた決め手は何でしょうか。

以前からメンテナンスでお世話になっているオルガノ代理店である東京科研さんのアフターサービスが決め手でした。いつも丁寧で迅速に対応してくださり助かります。
また、装置本体が国産であることも安心感がありました。消耗品も入手も容易ですし、トラブルが起きにくい品質であると判断して導入を決めました。

インタビュー風景2
設置写真

良かった点・改善してほしい点

オルガノ製品に満足していることを教えてください。

インタビュー風景3

流速を直感的に変えられる点と、アームの可動域が大きく満足しております。
同じ研究チームの者から、タッチパネルでの操作は分かりやすくていいという意見もありました。

オルガノ製品に対して、不満な点があれば忌憚なきご意見をお願い致します。

最も低速の滴下採水では、1滴採水は出来るものの、勢いがあるためメスアップしていると液面がかなり揺れてしまいます。ほどよい勢いにできれば良いなと感じます。

また、採水ヘッドがディスペンサーホルダーに硬く取り付けてあるため、ヘッドを取り外す際にかなり力が必要で大変なことがあります。

流速を変えるマウスホイールのような部分で流速を変える時、思ったように反応しない点が気になるといった声もありました。

最後に一言、お願い致します。

メンテナンス実施時だけでなく、装置についてわからないことやトラブルがあった際には、東京科研の担当者の方が駆けつけて下さり、とても助かっています。
今後とも宜しくお願い致します。

ご協力、ありがとうございました。

2ショット
※お客様情報は取材当時のものです。

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