用途・きっかけ

どのような用途で超純水を使用されていますか？

分析業務に使用する試薬の調整や各種機器分析に使用しております。
分析機器はイオンクロマトグラフ、ICP-MS、LC-MS等を使用していますが、正確な分析結果を得る為には、バックグラウンドを低く抑える必要があるため、超純水は必要不可欠です。

αシリーズを検討したきっかけをおしえてください。

水質や使い勝手はもちろんですが、一番の決め手は納入後のメンテナンス対応です。
別の実験室でもオルガノ製品を使用していましたが、納入後も日頃から装置を気にかけて下さり、その対応に大変満足していました。
近年、分析項目や検体数量が増え、業務に使用する水量が増加傾向だったこともあり、オルガノの装置を検討しました。

良かった点・改善してほしい点

良かった点

（1）超純水の採水機能が便利です。

定量採水機能は必要量に応じて水量を細かく設定できるので頻繁に使用しています。
また、使用する人や場面に応じて採水スピードを変えることができるので、採水作業が効率的になりました。

（2）純水製造スピードが早く、作業時間が短縮できました。

以前使用していた装置は純水製造スピードが約2L/h程度と遅く、大量の水を使用した後は、タンクに純水が貯まるまで待たなければなりませんでした。
αシリーズは純水の製造スピードが15L/hと早いため、その待ち時間がなくなり、時間が有効に使用できていると思います。

（3）消耗品の管理がしやすくなりました。

消耗品の交換目安のお知らせが分かりやすく、装置管理の手間が削減できたと思います。
以前の装置では消耗品の交換時期を担当者が予測しながら、消耗品を手配していましたが、αシリーズでは交換目安を2段階で教えてくれるので、常に装置のことを気にしていなくてもしっかりと保守管理ができています。
また、余裕をもって消耗品を交換することが、安定した水質の超純水を使用できることに繋がっているとも思います。

改善してほしい点

採水する容器に合わせて、ディスペンサーアームを動かして採水しますが、アームの動きが少し硬いという印象を持っている人もいます。