column
水が変わると劇的に味わいが変わる? 美味しいコーヒーの秘密①

- お役立ち情報 -

水が変わると劇的に味わいが変わる? 美味しいコーヒーの秘密①

水が変わると劇的に味わいが変わる? 美味しいコーヒーの秘密①

今回は、皆さんの生活により身近な「コーヒーと水」の関係についてお話します。
オルガノは、水処理エンジニアリング事業で培った水処理技術を小型機器として標準化し扱っています。
その一つに浄水器・フィルターがあり、数多くの飲食店や大手コンビニエンスストアで採用されています。
そこで、意外と知らないコーヒーにまつわる「水」についてのあれこれをコーヒーの世界を知り尽くしたスペシャリスト社員に聞いてみました。

Coffee around the world

皆さん、コーヒーはお好きですか?
昨今のコーヒーブームで、海外から日本に出店してくるカフェも数多く見られるようになりましたが、実は日本は、アメリカ、ドイツに続いて世界第3位のコーヒー消費量を誇ります!日本にいながら様々な国のコーヒーを多様な抽出方法で楽しむことができるのは、コーヒー消費量が多い日本に暮らす利点とも言えます。

98%

コーヒーというと、コーヒー豆やコーヒーメーカーをまず思い浮かべませんか?
コーヒーは液体であり、主要な部分は水になります。では、水が占める割合はどのくらいか想像できますか?

実はコーヒーの98%は水であり、コーヒー豆から抽出される成分はたったの2%にしか過ぎません。
そのわずか2%のコーヒー成分により、苦みが強かったり、酸味が強かったりと様々な味わいを楽しませてくれるコーヒーですが、98%を占める水が変われば、もっと味がかわる気がしませんか?オルガノではこの98%に注目し、水処理メーカーとして美味しいコーヒーを追求しています。

コーヒーの味わいを変える水

皆さんもお気に入りのカフェの味をご自宅で楽しまれようと、コーヒー豆を購入して帰り飲用されるとき、“お店と同じ味が”再現できないな~“とか“やっぱりプロが入れないと美味しいコーヒーできないのかな~”とか思われたことはありませんか?
実は、お店と使用している水が違うということが主な原因かもしれません。

水は化学記号であらわすと全てH2Oですが、一口に水と言っても、お住まいの環境や地域によって色々な成分が溶け込んでいます。下の日本地図は、水質分析により水道水の硬度を数値化したものです。同じ県内でも地域により硬度が大きく異なります。
このように、水が変われば同じ豆でも味わいが変わってくるというわけです。

まとめ

今回は、「コーヒーと水」の関係についてお話ししました。

1.世界中のコーヒーを楽しめる日本

2.コーヒーの98%は水

3.水が変わるとコーヒーの味わいが変わる

次回は、水の中のどんな成分がどのようにコーヒーの味わいを変えていくかをお話します。
お楽しみに!

関連する情報