超純水装置 ピューリックμが高コスパを実現できたワケ
分析や研究分野にフォーカスした、ラボ向けの水道水直結型 超純水装置「ピューリックμ(ミュー)」。
「装置=高い」という従来のイメージを覆す高コスパを実現した待望の一台に迫ります。
理由その1 シンプルな設計で装置本体を低価格に!
超純水装置に求められる本当に必要な機能だけを搭載しています。
- 細かい流量調節機能を省くことで、採水操作を単純化
- 表示パネルは「水質」「水温」「採水量」のみに厳選し、DISPLAYボタン一つで表示内容の切替えが可能
- 操作パネルのボタンは必要最低限に絞って配置
採水機能面では、シンプルながら通常の採水機能に加えて、3パターンまで採水量を記憶できる定量採水機能も搭載しています。
その他の特徴や仕様詳細は、ラインアップ「ピューリックμ」ページからご覧いただけます。
理由その2 純水部と超純水部の消耗品カートリッジを2本化し、
維持費用を従来の約1/2まで削減
超純水の製造までには複数の水処理工程が必要で、まず水道水から純水を製造、その後、純水から超純水の製造と二段階あります。
図1のように、カートリッジが一本化している場合、消耗品を一気に交換できるので一見安く済むように思えますが、実は純水製造部と超純水製造部には異なる水処理要素が用いられているため、交換までの期間が異なります。
したがって、図1の場合、能力を発揮しないまま交換されてしまう消耗品があるため、結果的に維持費が高くつき、資源も無駄にしてしまっているのです。
一方で、図2の「ピューリックμ」は、消耗品カートリッジを”あえて”2本に分けることで、それぞれのカートリッジの能力を最後まで無駄なく使い切ることができ、ランニングコストを抑えています。純水製造部が1年に1回の交換目安なのに対し、超純水製造部は半年に1回と、より頻度を高く設定しています。そうすることで「超純水」の水質を保てるようにしています。
ちなみに、地域や季節によって水道水の水質は変動する為、水質が悪い場合には純水製造部の交換頻度を通常より高くするなどの調整も2本のカートリッジにすることで可能となります!もちろん2本の消耗品カートリッジをそれぞれ交換することになりますが、消耗品交換作業はとても簡単なのでご安心ください!
消耗品カートリッジ交換作業の様子はこちらから動画をご覧いただけます。
まとめ
超純水装置を身近に感じていただくことは出来ましたでしょうか?
今回は、超純水装置ピューリックμが高コスパを実現できたワケをご紹介しました。
- シンプルな設計で装置本体を低価格に!
- 純水部と超純水部の消耗品カートリッジを2本化し、維持費用を従来の約1/2まで削減
装置に関するご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。