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分析室内でジクロロメタンを使用しているため、純水製造装置(他メーカー)から、ジクロロメタンが検出されます。このような事例は一般的でしょうか?

ジクロロメタンは非常に空気中に揮発しやすいため、混入した事例も多く聞きます。十分な部屋の換気、ドラフト内で作業を行うなど、空気汚染にご注意お願いします。どうしても解消しない場合は試薬を扱うときに距離を取る、超純水を扱う部

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分析室内で溶媒として使用している物質が、検出されてしまいます。何か対策はありますか?

揮発性の物質が混入事例は多く聞きます。十分な部屋の換気、ドラフト内で作業を行うなど、空気汚染にご注意下さい。どうしても解消しない場合は試薬を扱うときに距離を取る、超純水を扱う部屋を変える等お試しください。 オルガノ株式会

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超純水装置表示のTOC値がなかなか下がりません。原因と対応を教えてください。

TOCは装置内で何度も循環させる(何度もUVを照射する)ことで徐々に低減していきます。製造したての水やタンク内に溜まった水は比較的TOCが高く、消耗品が新品であっても、一桁ppbに下がるまで1時間程度かかることがあります

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今後、新しい純水製造装置を購入予定ですが、汚染などで気をつけるべきことがあればご教授ください。

汚染・水質の観点で純水装置を選定するとすれば、 ①純水タンクに水が戻る循環設計になっている事(タンク内に水が貯留しないので水質維持に有効です) ②常時循環する機能がついている事(装置によっては数時間に数分しか循環しないも

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イオンクロマトでフッ素周辺に謎の成分がでてしまいます。硝酸ピークがリーディングします。

フッ化物イオン付近には様々なピークが溶出します。特に有機酸が原因である場合が多い気はします。硝酸イオンのリーディングは濃度が高い、カラムが劣化しているなど様々な要因が考えられます。 東ソー株式会社

フッ素の不明ピークが何なのか気になります。
ナトリウムの濃度が高くアンモニアのピークが見えづらくなってしまいます。

フッ化物イオン付近には様々なピークが溶出します。特に有機酸が原因も場合が多い気はします。ナトリウムとアンモニアの分離については、カラムや溶離条件で改善できる場合があります。詳しくは装置メーカーにお問い合わせ下さい。 東ソ

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液クロで決まった位置にゴーストピークがみられます。
原因や対策がわかることもあるが、苦労するもしくはわからないケースもあります。

器具、システム、空間、人と汚染の原因は様々です。各操作ごとにブランクを測定してみるなどの地道な作業が必要になります。 東ソー株式会社

フッ化物イオン付近にピークが出現するようになりました。該当しうるイオンとその対策を教えてください。

通常フッ化物イオン付近には有機酸が溶出されることが多いと思いますので有機酸ではないかと思います。ただその種類やその成分が何なのかはICでは同定は難しいため、考えうるものからつぶしていくしかありません。 東ソー株式会社