液体クロマトグラフトラブルシューティング
液体クロマトグラフトラブルシューティング一覧
- フッ素の不明ピークが何なのか気になります。
ナトリウムの濃度が高くアンモニアのピークが見えづらくなってしまいます。 フッ化物イオン付近には様々なピークが溶出します。特に有機酸が原因も場合が多い気はします。ナトリウムとアンモニアの分離については、カラムや溶離条件で改善できる場合があります。詳しくは装置メーカーにお問い合わせ下さい。 東ソ […]
- 液クロで決まった位置にゴーストピークがみられます。
原因や対策がわかることもあるが、苦労するもしくはわからないケースもあります。 器具、システム、空間、人と汚染の原因は様々です。各操作ごとにブランクを測定してみるなどの地道な作業が必要になります。 東ソー株式会社
- フッ化物イオン付近にピークが出現するようになりました。該当しうるイオンとその対策を教えてください。
通常フッ化物イオン付近には有機酸が溶出されることが多いと思いますので有機酸ではないかと思います。ただその種類やその成分が何なのかはICでは同定は難しいため、考えうるものからつぶしていくしかありません。 東ソー株式会社
- 溶離液は作製後、脱気やフィルターろ過等の処理は不要なのでしょうか。
脱気については、装置側にオンライン脱気ユニットがついていれば不要です。フィルターろ過についてもコンタミの要因になる割りには効果はそこまで無い為、東ソーでは特に推奨しておりません。フィルターろ過はカラム(ガードカラム)の詰 […]
- 分析室内でジクロロメタンを使用しているため、純水製造装置(他メーカー)から、ジクロロメタンが検出されます。このような事例は一般的でしょうか?
ジクロロメタンは非常に空気中に揮発しやすいため、混入した事例も多く聞きます。十分な部屋の換気、ドラフト内で作業を行うなど、空気汚染にご注意お願いします。どうしても解消しない場合は試薬を扱うときに距離を取る、超純水を扱う部 […]
- 溶離液の保管容器について、洗剤による洗浄はあまり好ましくないと聞いたことがございます。避けた方が良い種類等ありますでしょうか。どのような種類のものを使用されておりますでしょうか。
オルガノでは溶離液の保管容器は洗剤では洗浄しておりません。超純水で洗浄して保管し、使用するときは超純水で洗浄して溶離液で共洗いしてから使用しています。また、溶離液の調製に使用するガラス器具(メスフラスコ等)は洗剤で洗浄し […]
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