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分析装置トラブルシューティング

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イオンクロマトでフッ素周辺に謎の成分がでてしまいます。硝酸ピークがリーディングします。

フッ化物イオン付近には様々なピークが溶出します。特に有機酸が原因である場合が多い気はします。硝酸イオンのリーディングは濃度が高い、カラムが劣化しているなど様々な要因が考えられます。 東ソー株式会社

フッ素の不明ピークが何なのか気になります。
ナトリウムの濃度が高くアンモニアのピークが見えづらくなってしまいます。

フッ化物イオン付近には様々なピークが溶出します。特に有機酸が原因も場合が多い気はします。ナトリウムとアンモニアの分離については、カラムや溶離条件で改善できる場合があります。詳しくは装置メーカーにお問い合わせ下さい。 東ソ

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液クロで決まった位置にゴーストピークがみられます。
原因や対策がわかることもあるが、苦労するもしくはわからないケースもあります。

器具、システム、空間、人と汚染の原因は様々です。各操作ごとにブランクを測定してみるなどの地道な作業が必要になります。 東ソー株式会社

フッ化物イオン付近にピークが出現するようになりました。該当しうるイオンとその対策を教えてください。

通常フッ化物イオン付近には有機酸が溶出されることが多いと思いますので有機酸ではないかと思います。ただその種類やその成分が何なのかはICでは同定は難しいため、考えうるものからつぶしていくしかありません。 東ソー株式会社

IC分析の際に適した溶離液の温度や室温はありますでしょうか。

オルガノでは室温を25±2℃で管理しております。溶離液の温度自体は管理しておらず、エアコンのみです。 オルガノ株式会社

溶離液が劣化してくるとピークタイムが遅れるようですが、そうなることで分析結果に及ぼす影響とは具体的に何がありますでしょうか。

面積値は基本的には変わりません(厳密にいうと変わりますが)のでそこまで大きく分析結果に影響はありませんが、時間の変化によりピークの同定ができなくなったり、元来から分離が厳しい場合に分離ができなくなったりの不具合はあると考

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分析室内でジクロロメタンを使用しているため、純水製造装置(他メーカー)から、ジクロロメタンが検出されます。このような事例は一般的でしょうか?

ジクロロメタンは非常に空気中に揮発しやすいため、混入した事例も多く聞きます。十分な部屋の換気、ドラフト内で作業を行うなど、空気汚染にご注意お願いします。どうしても解消しない場合は試薬を扱うときに距離を取る、超純水を扱う部

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分析室内で溶媒として使用している物質が、検出されてしまいます。何か対策はありますか?

揮発性の物質が混入事例は多く聞きます。十分な部屋の換気、ドラフト内で作業を行うなど、空気汚染にご注意下さい。どうしても解消しない場合は試薬を扱うときに距離を取る、超純水を扱う部屋を変える等お試しください。 オルガノ株式会

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燃焼管イオンクロマトグラフィーを使用しており、オートサンプラー→燃焼炉→吸収ユニット→測定装置という構成のため、汚染源の特定が非常に困難です。

経験的には、燃焼ICの場合、燃焼管→吸収ユニットの間で、以前の試料由来の汚染が発生していることが多いように感じます。燃焼前処理装置をご使用の場合は、詳しくは装置メーカーにお問い合わせください。 東ソー株式会社

溶離液の保管容器について、洗剤による洗浄はあまり好ましくないと聞いたことがございます。避けた方が良い種類等ありますでしょうか。どのような種類のものを使用されておりますでしょうか。

オルガノでは溶離液の保管容器は洗剤では洗浄しておりません。超純水で洗浄して保管し、使用するときは超純水で洗浄して溶離液で共洗いしてから使用しています。また、溶離液の調製に使用するガラス器具(メスフラスコ等)は洗剤で洗浄し

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溶離液は作製後、脱気やフィルターろ過等の処理は不要なのでしょうか。

脱気については、装置側にオンライン脱気ユニットがついていれば不要です。フィルターろ過についてもコンタミの要因になる割りには効果はそこまで無い為、東ソーでは特に推奨しておりません。フィルターろ過はカラム(ガードカラム)の詰

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